2005.02.04 レポート 続・いまどきのシニアの実態調査

– 追跡!年越し意識と、おせち料理の実態 –

55歳~69歳女性50人の生活と食卓
Tokyo Senior Woman Style 04-05
– 1050枚の写真&日記が語る現代の「おふくろの味」の実態 –

今後のマーケットを力強く牽引していく団塊の世代を含む55~69歳の女性。「従来のシニアとは違う」と注目されている層ですが、何がどのように違うのか、食を中心に据えて生活全体をできるかぎり具体的に調査しました。

1週間の「食卓の実態」を軸に、日記、写真、そして50人すべての対象者へのデプスインタビューによる多層調査により、事実を支える意識部分までを明らかになりました。

日頃私たちが考える「おふくろの味」を作っていたはずの彼女たち・・・。しかし、本調査では今までの予想を覆す「新・おふくろの味」の実態が明らかになりました。

また、対象者の50名を昨年の大晦日~今年の新年にかけて追跡調査し、年越しの意識とおせち料理の実態に迫っています。

具体的な調査項目は次の通りです

  • 一週間、1日24時間の生活を綴った生活日記
  • 一週間の飲食日記(いつ、どこで、誰と、何を食べたか・飲んだか、どのように作ったか・買ったか)
  • 一週間の食卓写真(合計 約1050枚)
  • 家族に評判のメニュー、自分の得意料理
  • 我が家のおせち料理(おせちの有無、おせちの中身と手作りするもの・買ってくるもの、伝承経路)
    →追跡調査にて今年のおせち実態と照会
  • 我が家のカレーライス・レシピ
  • 我が家の肉じゃがレシピ
  • 健康食品の認知状況と摂取状況と今後の意向

シニア女性の日常意識を探るため「わたしの喜怒哀楽」「2004年一番の出来事」「2005年一番の期待」も調査しました。

また、後日にデプスインタビューを行い、アンケート結果だけではわからない健康意識、食生活意識、家事意識など、さまざまな意識を探りながら、生活の価値観の軸足がどこに置かれているかを導き出しました。

調査概要

調査実施サイトウエーブプラネットとJMAによる共同調査研究
調査対象者首都圏在住のシニア女性(54~69才)50名
※昨夏の「いまどきのシニア 1,050食卓の実態調査」と同対象者
調査期間2004年大晦日~2005年元旦
回答者数50
質問項目1.生活意識アンケート
2.年末年始の食卓日記(写真付き)
3.デプスインタビュー
(1・2(訪問留置による自記入式)結果をもとに、3インタビューを実施)