2010.10.12 事例紹介 ターゲット・インサイト研究

事例紹介

クライアント企業: 飲料メーカー様

プロジェクトのメンバーは、クライアント企業のブランド担当者・リサーチ担当者、広告代理店担当者、そして弊社。ブランド理論に基づくターゲット・インサイトを獲得し、ブランディングに生かすために、弊社はプロジェクト全体に関わりながら新しい定性調査へのアプローチに取り組みました。また研究成果を取りまとめるためのワークショップ・ナビゲーションも担当しました。

プロジェクトの流れ

1. 社会環境・マクロトレンドの理解

人口動態や生活時間調査、その他さまざまなオープンデータを収集・編集しながら、ターゲットを取り巻く環境について理解し、今回の研究のベースにあるブランド理論との関係性をメンバーで共有することからプロジェクトをスタートさせました。

2. 定性調査によるターゲット理解

今回のメインターゲットはもちろん、ターゲットの日常をよく知る配偶者やパートナー、会社の同僚など、多様な属性の人たちに対してもインタビューを実施。ターゲットの実態を明らかにするための仕掛けをフローに組み込みながら、建前と本音を結ぶ生活者インサイトを得ることができました。

3. エキスパート・ヒアリングの実施

ターゲットの実態や心理状態に造詣が深い雑誌の編集長や社会学者といった有識者の方々から直接お話をうかがうことで、ターゲット理解を深めました。

4. ワークショップによるインサイト構造の取りまとめ

プロジェクトメンバーが集結し、これまでの結果を振り返りながら全体を俯瞰しながら、ワークショップを通じて新たなブランディングにつながるキーインサイトを導き出しました。

5. プレゼンテーション サポート

今回の研究成果をクライアント企業にて発表する機会があり、新しいアプローチによる定性調査の紹介を含めたプレゼンテーション(プレゼン資料作成~発表まで)を弊社がお手伝いしました。

プロジェクトを終えてのコメント

短期間で非常に内容の濃いプロジェクトでしたが、関係メンバーとの連携を図りながら弊社が得意とする生活者研究への新しいアプローチにもチャレンジすることができました。